大学の研究

こんにちは

じゅげむです。

 

今日は大学時代に興味を持った研究について語りたいと思います。

 

僕自身大学は理系の生物系でした。

4年になると研究室に配属され各々研究をするんですが、その中で僕が特に面白いと思った研究をものすっごくざっくり話していきたいと思います。

 

みなさんオタマジャクシってご存知ですよね?

あのふっくらニョロニョロ。そのオタマジャクシに関する研究です。

 

あらゆる動物はさまざまな方法で捕食者から身を守りますよね?

保護色を使って敵から見つからないようにしたり、体内に毒を持っていたりと。

 

オタマジャクシも同様に捕食者(ヤゴ、サンショウウオ)から身を守るための技があります。

 

捕食者のサンショウウオが近くにいるとしましょう。するとオタマの体がみるみるうちに膨満化してふっくらします。このことをバルジー化と言います。

サンショウウオはオタマを丸呑みするため、オタマは一時的に体を大きくしてサンショウウオに食べられないようにしているのです。

 

ここで!気になるバルジー化!

どうのような原理でなっているのかは未だに不明らしいです。

しかし、研究によって寄生虫が関与してることが明らかになりました。

なんと体の表面に無数の寄生虫がおり、その寄生虫による作用で体が大きくなっているみたいです。

実験として、普通の水道水で飼っているオタマと滅菌した水で飼ったオタマをサンショウウオに暴露したところ、水道水オタマがバルジー化しました。一方の滅菌水オタマはバルジー化することなくそのままの状態を維持していました。

 

なので、この寄生虫は水道水などの生活水に存在するらしいです。

 

とすごくざっくりと話してみました。

僕はこの研究を実際にしたわけじゃないので詳しくは言えませんが、やはり共生や寄生って生物にとって重要なことなんだと思います。

人間も大腸菌と共生してますし、顔面や頭皮には無数の虫が住み着いていますしね。

 

コロナは感染と言いますが、根本的は寄生みたいなものですよね。

寄生は自分だけに利益があり相手は不利益になる存在です。

 

この寄生から逃れて生存競争に負けないように人類一丸となって頑張りましょう!